白石勝己(しらいし・かつみ)。巨人(1936〜’43年)パシフィック(1946年)巨人(1948〜’49年)広島(1950〜’56年)。
1918年生まれ。2000年没(82歳)。1985年野球殿堂入り。
「逆シングル」といえばこの人。この「逆シングル」は生まれつき右目が弱かったための捕球方法だと読んだことがあるが本当だろうか? 巨人第一次黄金時代の遊撃手として活躍後、広島カープの創設に参加、1953年にはカープ二代目の監督となり11年間も弱小球団の指揮をとった。
私にとっての白石勝巳は、何といっても「王シフト」を考案した監督というイメージ。
そして、今調べていたら失策数がプロ野球史上ダントツの646と出ていた。現役時代を知らないだけに、「逆シングルの名手」とこの失策数とは因果関係は気になる。
カードゲームのアンカット。3段目いちばん左が白石。藤本、別所、川上、千葉、青田など、そうそうたる顔ぶれ
また派手に着色しちゃったブロマイド。もちろんこんな色の巨人のユニフォームは存在しない。えび茶のアンダーシャツの時もあったが、それは白石が広島に移った後の’50年。おそらくこのアンダーシャツは白で、帽子のひさしは紺だと思われる
そして、同じ写真を使ったと思われるこのカルタの絵札のアンダーシャツは紺に。もっと不可解なのはパンツが水色に…。「慎重に白石ベンチのサインうけ」
というわけで、明日4月15日は白石勝巳が1918年に生まれた日であります。