【野球のかるた】新野球かるた その3
本日も昨日に引き続き1949~’50年発行『新野球かるた』をご紹介。
千葉のポーズが鉄壁すぎる。
「軽妙な プレー宮崎 二塁トス」
この軽妙にプレーしている宮崎とは、この年阪急に在籍した宮崎剛。この宮崎、プロ野球3球団に在籍し、途中1年だけ存在したもうひとつのプロ野球「国民リーグ」にも所属しており、この時代の目まぐるしい球団名の変更も重なり、履歴が非常に煩雑であります。書きだすと↓
大阪タイガース - 阪神軍 - 大阪タイガース(1940〜’41年、’46年)/宇高レッドソックス - 熊谷レッドソックス(’47年)/阪急ブレーブス(’48〜’49年)/大洋ホエールズ - 大洋松竹ロビンス - 洋松ロビンス - 大洋ホエールズ(’50〜’55年)
ふぅ〜。
「慎重に 白石ベンチの サインうけ」
白石勝巳はこのかるたが作られた’49年まで巨人、翌’50年から広島に在籍した“逆シングルの名遊撃手”。広島監督時代には「王シフト」を考案したことでも有名ですね。
というわけで、1949~’50年発行『新野球かるた』でした。
- 2011.11.18 Friday
- 日本野球【かるた】
- 17:10
- comments(3)
- trackbacks(0)
- -
- -
- by idetaaa
棒ではなくて櫟(いちい)ですよ。
当時、櫟信平という選手が東急フライヤーズ
(読み札の「TKK」に注意)にいて、かの
大下弘らの同僚だったんだそうで。