マントル、メイズ、スナイダー/’50年代NYのセンターフィールダー(ハートランド・フィギュア)

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     私のベースボール・フィギュア・コレクションの中で最も愛するシリーズが今回ご紹介するこれ。
     1960年のハートランド社製プラスチック・フィギュアです。
     このフィギュアの存在を知ってから、アメリカのオークションや現地のショップ、カードショウなどでコツコツ集めてまいりました。
     25周年で作られた復刻版を含み30体ほど所有しておりますので、今回から数体ずつテーマを決めて紹介していきたいと思います。



     今回は1950年代のニューヨーク、ヤンキースタジアム、ポログラウンズ、そしてエベッツフィールド、それぞれのセンターフィールドを守っていたスーパースター3人衆のフィギュアです。
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     ジョー・ディマジオ現役最後の年となる1951年のヤンキースで、左打ちの祖父と右打ちの父に仕込まれ育った根っからのスイッチヒッター外野手、ミッキー・マントルがデビュー。
     同じくニューヨークに本拠地を置くジャイアンツでは、走攻守三拍子揃った“黒い稲妻”ウィリー・メイズも’51年にデビューし、もうひとつのニューヨークのチーム、ブルックリン・ドジャースには’47年にデビューし’49年からレギュラーとなっていたスラッガー、デューク・スナイダーが活躍していた。
     マントル、メイズがデビューした’51年から、ジャイアンツとドジャースが西海岸に移転する’57年までの7年間、ニューヨークの3球団でいずれもセンターを守る強打者3人がしのぎを削ることとなります。まさにニューヨークこそが野球の中心、そんな輝かしい時代でありました。



     当時ニューヨークの酒場では、マントル、メイズ、スナイダー、センターを守るこの3人で誰が最も優れた選手か、という話題でかんかんがくがく盛り上がっていたことはたやすく想像できますね。まあ、当時を知らない私のイメージ、また通算成績から推察するに、スナイダーが若干劣るかな、と思いますが実際のところどうだったのでしょうか。
     そこで3人が共にニューヨークにいた’51〜’57年の7年間の記録を比べてみることとしましょう。ただ、メイズが兵役で’52年途中から’53年を棒に振っていますので、単純には比べられませんが。


     どうです、こりゃ凄い。3人ともOPS(出塁率+長打率)がAランクとされる.900を大きく超えている。マントルに至っては1.001! それぞれのチームにこんなセンターフィールダーがいたんだから、そりゃニューヨークは大騒ぎだよ。
     しかも、この7年間のチーム成績は

    ヤンキース(アメリカンリーグ)リーグ優勝6回 ワールドシリーズ優勝5回

    ジャイアンツ(ナショナルリーグ)リーグ優勝2回 ワールドシリーズ優勝1回

    ドジャース(ナショナルリーグ)リーグ優勝4回 ワールドシリーズ優勝1回

     ということで、’54年ワールドチャンピオンがジャイアンツ、’55年がドジャース、それ以外はヤンキースと、7年間全てニューヨークにチャンピオンフラッグがあったわけです。そりゃニューヨークは大騒ぎだ!

     


    マントルといえばコレクションの王様。
    数あるアイテムの中でもこのフィギュアがダントツでカッコイイですね。
     


    このポケットキャッチのポーズ、あの有名な’54年ワールド・シリーズのスーパーキャッチ、「ザ・キャッチ」とは違いますよね?
    バッティング・フォームじゃないところが泣かせる。
    そして、アメリカのどこかの誰かさんによって、マジックで書かれた“Willie Mays”って背中の文字が、もっと泣かせる。



    デューク・スナイダーはブルックリンにドジャースが居た頃の古き良きニューヨークの象徴だね。これ賞でてバーボン傾けたら最高だね。間違いない。
    ただ、これは’60年製なんで、ブルックリンじゃなくてロサンゼルスの帽子です。あしからず。
    そういえば、スナイダーのフィギュアっていうのは、このハートランド製しか無いんじゃないかな?


    ミッキー・マントル(Mickey Mantle
    1931年生まれ
    ニューヨーク・ヤンキース(1951〜’68年)
    1974年アメリカ野球殿堂入り
    1995年没(63歳)
    ●アメリカンリーグMVP 3回(’56年、’57年、’62年)
    ●三冠王 1回(’52年/.353 52本塁打 130打点)※スイッチヒッター初
    ●ゴールドグラブ賞 1回(’62年)
    ●首位打者 1回(’56年/.353)
    ●本塁打王 4回(’55年/37本、’56年/52本、’58年/42本、’60年/40本)
    ●打点王 1回(’56年/130打点)
    ●オールスター出場 16回
    【通算】18年 2415安打 536本塁打 1509打点 153盗塁


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    ウィリー・メイズ(Willie Mays
    1931年生まれ(82歳)
    ニューヨーク・ジャイアンツ/サンフランシスコ・ジャイアンツ(1951〜’52年、’54〜’72年)ー ニューヨーク・メッツ(’72〜’73年)
    1979年アメリカ野球殿堂入り

    ●ナショナルリーグMVP 2回(’54年、’65年)
    ●新人王(’51年)
    ●ゴールドグラブ賞 12回(’57〜’68年)
    ●首位打者 1回(’54年/.345)
    ●本塁打王 4回(’55年/51本、’62年/49本、’64年/47本、’65年/52本)
    ●盗塁王 4回(’56年/40盗塁、’57年/38盗塁、’58年/31盗塁、’59年/27盗塁)
    ●30本塁打30盗塁 2回(’56年、’57年)
    ●オールスター出場 20回
    【通算】22年 3283安打 660本塁打 1903打点 338盗塁


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    デューク・スナイダー(Duke Snider
    1926年生まれ
    ブルックリン・ドジャース/ロサンゼルス・ドジャース(1947〜’62年)ー ニューヨーク・メッツ(’63年)ー サンフランシスコ・ジャイアンツ(’64年)
    1980年アメリカ野球殿堂入り
    2011年没(84歳)

    ●打点王 1回(’55年)
    ●本塁打王 1回(’56年)
    ●オールスター出場 8回
    【通算】18年 2116安打 407本塁打 1333打点 99盗塁


    というわけで、今回は’50年代ニューヨークのセンターフィールド3人衆をご紹介いたしました。
    次回は’50〜’60年代ブレーブスの主砲2人のハートランド・フィギュアを、と考えております。
    ではでは。


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