マントル、メイズ、バンクスらの声が聞こえる1964年製レコード・カード

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    本日ご紹介する一品は、選手のインタビューが収録されたレコード・カード、
    その名も「1964 AuraVision Baseball Talking Record Card」! 長い。


    パッケージはシンプルな段ボール。
    どこかの誰かさんが豪快に振り抜いたわりにボールが飛んでいないという
    イカしたシルエットがデザインされています。


    そして蓋を開けると、レコードの溝が刻まれた172mm四方のカードが16枚重ねられ、
    その右にはなんとカセットテープ!
    さすが、コレクション王国・アメリカ!
    このカードを綺麗な状態で保存できるよう、
    カセットテープにすべて内容が収録されているという親切っぷり。泣かせる。


    では、'64年製(私の生まれた年)のこのカードセットに収められている16選手をご紹介。


    ミッキー・マントル(Mickey Mantle)
    '56年に三冠王を獲得していている、
    言わずと知れた’50〜’60年代メジャー・リーグのスーパースター。
    このカードが作られた前年'63年は、フェンスに激突し65試合の出場にとどまりましたが、
    まだまだ絶大な人気を誇っていた頃であります。



    ロジャー・マリス(Roger Maris)
    ’61年にベーブ・ルースの記録を抜く年間61本塁打で一躍スターダムに。
    '60年代前半、マントルとのMM砲にヨギ・ベラらを加えた
    ヤンキースの強力ラインナップは、
    「殺人打線(murderer's Row)」と呼ばれた。怖ぇ〜。



    ホワイティ・フォード(Whitey Ford)
    '63年には3度目の最多勝(24勝7敗)と、ヤンキースのエースとして頂点を迎えていた頃。
    ワールド・シリーズでの通算先発22試合、通算10勝は歴代1位。
    マントルとは親友だったようです。どうでもいいですが。



    ドン・ドライスデイル(Don Drysdale)
    '58年にメジャーデビューしたドライスデイルは、'58、'59年に最多奪三振、’62年には25勝(9敗)で初の最多勝と3度目の最多奪三振を獲得。'60年代ドジャース右のエース。
    横手から繰り出される内角への速球が有名で、通算154死球! 怖ぇ〜。



    サンディ・コーファックス(Sandy Koufax)
    右のドライスデールと並び、’60年代ドジャースを両輪として支えたコーファックスは、
    これが作られれた前年'63年に25勝(5敗)で初の最多勝利。
    ここから’64年が19勝5敗、'65年は27勝8敗で最多勝、'66年も27勝9敗で最多勝。
    しかし、この最多勝の'66年ワールド・シリーズ敗戦後、左肘の故障を理由に31歳の若さで突如引退。そのため、36歳という史上最年少での殿堂入り! 若い! 



    ジム・ジェンタイル(Jim Gentile)
    メジャー5球団を渡り歩いたスラッガーでありますが、この人'69年に近鉄バファローズに在籍しております。登録名は愛称の“ジム”とファミリーネム“ジェンタイル”を繋げて縮めて“ジムタイル”……。やな予感。
    開幕戦でいきなりヒザを故障……。5月の復帰戦で阪急・米田からソロホームラン! 
    さすが元メジャー! しかし、一塁に到達する前に肉離れ……。
    代走が認められ、得点は代走の伊勢孝夫についた。
    この年ジムタイルは8本の本塁打を放っておりますが、それ以外は塁に出ると代走が送られたため、得点は本塁打のみ。
    そのため年間本塁打8本、年間得点7という珍記録達成。
    もちろん1年限りでお帰りになりました。



    ロッキー・コラヴィト(Rocky Colavito)
    生涯6度の移籍を経験した外野手。
    30本塁打以上放ったシーズンが7度、100打点以上が6度、
    本塁打王1回(’59年、42本)、打点王1回(’65年、108点)の豪打のスラッガー。
    見ての通りの男前で人気は絶大だったようですな。



    フランク・ロビンソン(Frank Robinson)
    主にレッズ、オリオールズで活躍した通算586本塁打の強打者。
    '65年オフ、レッズはすでに峠を越えたとバカな考えを起こしオリオールズに放出。
    しかし、移籍した'66年に三冠王の大活躍でワールドチャンピオンに。
    何やってんだか、レッズ。
    '75年にクリーブランド・インディアンスで、選手兼任の監督に就任。
    アフリカ系アメリカ人初のメジャー監督となりました。



    ウィリー・メイズ(Willie Mays)
    メジャー史上最高の5ツール・プレイヤー。
    首位打者1回('54年、.345)、
    本塁打王4回(’55年=51本、’62年=49本、'64年=47本、'65年=52本)、
    盗塁王4回(’56年=40、'57年=38、’58年=31,’59年=27)、
    ゴールドグラブ賞12回。
    凄すぎます。"The Say Hay Kid"!!



    ビル・マゼロスキー(Bill Mazeroski)
    ピッツバーグのフランチャイズプレイヤー。
    華麗な守備でゴールドグラブ賞8回、オールスター出場7回の二塁手でありますが、
    マゼロスキーといえば'60年のヤンキースとのワールドシリーズが圧巻。
    3勝3敗で迎えた最終第7戦、パイレーツは8回裏に5点を取り9-7と大逆転。
    しかし、ヤンキースも9回表に2点を返し同点、
    そして迎えた9回裏、マゼロスキーの放った弾丸ライナーはレフトスタンド(スタンドというより土手)に突き刺さるサヨナラホームラン! 
    最終第7戦がサヨナラホームランで決着したのはこの'60年ただ一度であります。
    ↓その有名な映像はこちら。
    http://www.youtube.com/watch?v=FE1nYMg-jU4



    アーニー・バンクス(Ernie Banks)
    Mr.Cub! '50~'60年代バンクスこそがカブスでありました。
    MVP2回、本塁打王2回('58年=47本、'60年=41本)、
    打点王2回('58年=129、’59年=143)の遊撃手。
    背番号「14」は、カブス史上初の永久欠番であります。



    アル・ケーライン(Al Kaline)
    22年間デトロイト・タイガース一筋、ゴールドグラブ賞10回、首位打者1回('55年=.340)の強肩強打外野手。
    オールスターに選出されること15回の“Mr.Tiger”。



    ピート・ワード(Pete Ward)
    ……。'62年にボルチモアでデビューして、
    '63年はシカゴ・ホワイトソックスで157試合、セカンド、サード、ショートを守っているが、それ以外の情報が……、無い。
    どなたか、この選手のこと教えてくださいな。
    そしてなぜかこれだけ2枚ダブって持ってるという。



    ケン・ボイヤー(Ken Boyer)
    ゴールデングラブ賞5回受賞、セントルイス・カージナルスの名三塁手ですね。
    大洋ホエールズに所属していたクリート・ボイヤーは弟。こちらも好守の三塁手でした。



    ボブ・アリソン(Bob Allison)
    20本塁打以上8回という巨漢のパワーヒッター。
    13年間、ハーモン・キルブリューとともにセネタース/ツインズを支えた。



    ウォーレン・スパーン(Warren Spahn)
    '40年代からブレーブスの大黒柱として活躍。
    通算363勝は左腕では歴代1位。
    このときすでに42歳。'65年の44歳まで投げ続けた偉大な左腕。


    今回はちょっと長くなっちゃいましたが、
    どの写真もイカしたポーズで美しいカードです。
    デッドストックなのか、非常に綺麗な一品です。

    皆さま風邪などお召しにならぬよう。
    では。

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