「天秤打法」近藤和彦

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    近藤和彦(こんどう・かずひこ)
    1936年生まれ
    大洋ホエールズ(1958〜’72年)/近鉄バファローズ('73年)
    2002年没(66歳)



    明治大学時代は立教大・長嶋茂雄と同期で、1958年に大洋に入団。
    大学時代は主に一塁を守っていたが、プロ入りすると1年目から外野のレギュラーとして規定打席期に達し、打率.270、13本塁打、37打点の成績を挙げる。
    新人としては立派な成績だったが、新人王長嶋の打率.305、29本塁打、92打点と比べてしまうと、やはり見劣りしてしまう。
    3年目の’60年に初めて3割を超えると、生涯6度の3割超えを記録。'65年には152本で最多安打に輝くが結局首位打者は獲れず、2位が4度で、そのうち’60,'61年の首位打者が長嶋だったことを考えると、スーパースターと同い年の不運を憂いたこともあったろう。



    近藤和彦は’60〜’68年まで9年連続でオールスターゲームに出場しているが、'63年の第1戦にパの切り札稲尾(西鉄)からオールスター史上初のサヨナラ本塁打を放ちMVPに選ばれている。
    また、オールスターでの9試合連続安打は、2000年にイチローに抜かれるまで最長記録。オールスターでの通算.338と高い打率を残している。



    近藤和彦といえば「天秤打法」。
    両手を放してバットを握り、頭の上に水平に構える例のアレである。
    しかし、あんなに有名なフォームなのに、誰もが近藤和と認識するあのポーズのメンコが一枚も持ってなかった! 何故だ?! 近藤和といったら“天秤”だろ、テ・ン・ビ・ン!
    頼むよぅ。


    近藤和彦は外野を守ったのが1309試合、一塁で695試合出場している。
    優勝した’60年は118試合で一塁を守り、3番・ファーストとして貢献した。


    というわけで、本日3月2日は近藤和彦が1936年に生まれた日でありました。


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